町におまかせで廃車を渡していた

私が住んでいる町は、大きな港町です。しかし、今ではすっかり港付近の工場や木材置き場が空き地状態になっています。市では、この空き地を何か別の方法で再活用できないか検討中で、全国にある発展している港に視察をしにいき勉強しているところのようでした。父親が若かった時は、この町の港は全国でも有名なくらい大きな港で、色々な工場や海外からの輸入製品のコンテナ置き場になり、港には貨物列車のレールがひいてあり、輸入した貨物コンテナを貨物列車にのせ全国へ運んだと言っていました。また、敷地の広さから、あるテレビ局でやっていた刑事ドラマのロケ撮影場所にも使われたそうです。当時の刑事ドラマでは、車が衝突して廃車になるくらいの爆発をしたりなどの火薬を使うシーンが多かったため、広い土地でなければ火薬を使う許可がおりないものですから私達の港が選ばれたそうです。父親が言うには、毎日、火薬が爆発するシーンがあるため廃車になる車は最低でも一日5台はあったと言うのです。今の刑事ドラマでは考えからませんが、当時は迫力ある爆発シーンの所で一番視聴率が高かったので刑事ドラマイコール爆発イコール廃車というのが常識のようでした。また、その爆発でだめになった廃車は町が協力して無料で引き取ったそうです。町としては、人気刑事ドラマのロケになれば町の知名度がアップするので、ものすごく協力的だったそうです。テレビ局側も、町におまかせで廃車を渡していたそうです。
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